存在していない製品を考え、かたちにする

私の仕事は、ひとことで言うと工作機械でありとあらゆる製品を作ること。ミナミサワは自動水栓の専門メーカーなので、それらの部品を作っています。図面をもとにプログラミングし、それを機械に打ち込んで削っていくという流れです。

私はものづくりがとても好きなんです。まだ世の中に存在していない製品を自分たちで考え、製品にしてお客さまに買っていただく。油まみれになって作ったものが世の中に出ていくことがすごくうれしいです。

ものづくりでは、壁にぶつかることもあります。でも、それを乗り越えるのが楽しい。できないとは言いたくない。言ってしまったらそこで終わりです。試行錯誤しながら根気よく挑戦しています。

向上心をくれた憧れの存在

農家の育ちで、学生時代は農業の勉強をしていましたが、機械いじりはもともと好きでした。同級生から、就職する会社に欠員があると誘われて工場見学へ行ったとき、「技術者ってかっこいい。やってみたい」と思いました。

私の場合、加工技術の習得は独学です。短時間で正確に作業する先輩を見ては、動き方・持ち方・やり方をまねて盗む。「先輩のようになるためにはどうしたらいいのか」を考え、身につけてきました。

ミナミサワに入社したのは3年ほど前です。約20年前にもここに勤めていましたが、家庭的な事情で辞めざるを得ませんでした。戻ったのはお声がかかったから。「力貸してください」という一言で決めました。
品質も技術も難易度もはるかに進歩していたからこそ、「面白そう」と思いましたね。技術者は興味がなくなったら終わりですから。

プレッシャーも楽しめる天職

自分たちで考えて、汗水流して作ったものが世の中に出て、お客さまに使ってもらえる。こんなに楽しい仕事はありません。天職だと思っています。プレッシャーも楽しいですね。
加工寸法内で、理想形を目指して微調整を繰り返すので、1か月前に作った部品と今日作った部品は、同じではありません。日々努力しています。

負けん気が強いので、憧れの存在を追い越したくなります。いまは社長ですね。アイディアが豊富で、常に考え、常に狙っている人。“お客さまは何を必要としているのか”を常に意識した発想がすばらしいです。

ものづくりは明るい。やりがいを感じる職場

ミナミサワは明るい会社です。ものづくりって明るいことなんです。ここ数年はみんな、忙しい中にも充実・やりがいを感じているように、自分には見えます。やらされている感がないからこそ、明るいと感じるんでしょうね。

また、規定概念にこだわらず、常に新しいものを求めている会社ですね。発想力が豊かで、常に挑戦しています。

ミナミサワで働きませんか？

明るい会社なので、頭で考えず、怖がらずにまず来てみてください。裸のままお見せします。
「これだ！」というものを見せて、ミナミサワで何かを残してほしいですね。居場所は必ずあります。

ミナミサワはいま、世代交代の時期です。私自身も技術者に追い越してほしいです。会社が成長していくために必要なことですし、私も成長をサポートできたらと思っています。
将来性もありますし、これから入ってこられる方にとってきっといい会社だと思います。ものづくりは楽しいですよ。